甘デジで泣ける展開！ 許せない「迷惑行為」も食らう辛すぎるパチンコ実戦……【孤高パチンカーの挑戦-2】

　こういう時ってそうなんですよね、隣に座ったおじさんがあっさり当てよって確変ゲットですわ。パチンコにおける運・不運って大抵の場合「主観」で語られるじゃないですか、「俺は引きが弱い」とか「今日は（俺の）運が悪い」とか。でも、私は隣の遊技者にも影響されるんじゃないか説を持っていまして。

　例えば、私が「ハマってる」とか「強めの演出ハズした」ってなると、まあ隣の人が当てたりするんですよね。「パチンコあるある」といえばそれまでですが、隣の人が大連チャンしている時ってほぼ当り取れなかったり連チャンしなくないですか？　要は、「運を吸い取られてる」というか、勝負の綾としてチャンスが隣の人に移動したんですよ。

「流れ」ですよね。オカルトは強く否定しますけど、勝負事、ギャンブルには潮目とか勢い、場の空気みたいなものは確実にありますよね。それはやっぱり周りに対しても影響し合うはずなんですよ。

「あっ。コイツ、やべーな」って思われたんでここまでにしときますけど、それとは別に自分の調子が悪い時って、隣になんかムカつくヤツが座りません？　これはまさしく「パチンコあるある」だと思うんですけど、パチスロのレバーとかボタンの押し方のクセがすごいとか、演出が起こるたびにボタン強めに連打する人とか。

　ご多分に漏れず、私の隣にもやってきましたよ。即当ておじさんとは逆サイドに。まず私の気に障っのが、貧乏ゆすり。幕之内一歩くらい上下左右にゆすりますやん。もうデンプシーロールなんよ。何度も天板にひざをぶつけまくってそのたびにけっこうな音がするんですけど、そのおっさん意にも介さない。もう私にはフリッカージャブを繰り出す間柴了に見えてきました。

　もちろん、その間でも私の台はぐずぐずの展開。変動開始時にボタンが激しく震える激アツ系の演出が発生して、「やっと来たか」と期待したものの、さらなる期待演出の上乗せもない。リーチこそ最高レベルのカテゴリーに属するSPリーチに発展したもののチャンスアップは一切出ず、当然のようにあっさりハズレ。