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パチンコ「スペック魔改造」で出玉性能が向上…ライトミドルの在り方を変えた傑作!!

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 当りやすいうえに出玉も期待できるライトミドル。このイメージを定着させたのは2010年代初頭になるだろう。それまでは大当り確率1/199程度だと、それほど出玉に厚みをもたせた機種はなく、出玉をウリとするならばもうワンランク高い1/250前後の大当り確率帯となる。

甘デジ「確変なし・即転落」など変則スペックで登場

 現状、ライトミドルは1/150~1/250とかなり幅の広い区分となっている。最近でこそ1/120~1/150前後の機種を「ライトスペック」と呼ぶようになってきたが、1/199前後と1/250前後も呼び方を分けたほうが良いと考えている。打感や心理的に別物と捉えているプレイヤーは多いだろう。

■ライトミドルの在り方を変えた豊丸産業の傑作!!

 この現状を端的に表したのが『CRバーストエンジェルインフィニティ199』と『CRウィッチブレイド249』である。

 豊丸は『CRウィッチブレイド』において「アタックラウンドシステム」を実装。大当り中にV入賞させて確変突入率を変化させることができる仕組みによって、右打ち中の出玉性能をアップさせることに成功した。

『CRウィッチブレイド』は大当り確率1/399のマックスタイプのみであったが、「アタックラウンドシステム」搭載マシン第2弾としてリリースされた『CRバーストエンジェルインフィニティ』でライトミドルタイプが登場した。

『バーストエンジェル』は大当り確率が1/199.8という本来的なライトミドルタイプ。ST中は約80%の高いループ率で大当りの山を築くものの、出玉としては14ラウンド固定で約750発前後と微妙なボリューム感。

 ただ、V-STの仕組みと版権力をあわせた演出の完成度によって人気を博し、ライトミドルタイプのなかでも名機として語られている。シリーズ最新作となる『Pバーストエンジェル3』が『199ver.』であるのは、その人気にあやかってのことであろう。

 そして、『CRバーストエンジェルインフィニティ199』のヒットを受け、ワンスペックだった『CRウィッチブレイド』にもライトミドルバージョンが加わることになったのである。

 ST連チャンは約77%、右打ち中はオール1400発の出玉性能はマックスタイプに肉薄するような爆裂性を示したが、大当り確率が1/249.2というボリュームゾーンを外れたものだった。

 そのためなのか、『CRバーストエンジェルインフィニティ199』ほどの評価を得られずに、マックスタイプから1年の期間が空いたせいなのか『CRウィッチブレイド399』ほどの人気も獲得できなかった印象となった。

 しかし、このV-STシステムはパチンコ界に大きな影響を与え、出玉性能の向上と爆裂性の高さをもたらし、現在まで流れるパチンコのゲーム性における潮流を構築したのである。

 特に冒頭でも触れたように、スペック魔改造の恩恵を受けたのはライトミドルタイプで、「当りやすいうえに出玉もある」というようなオーバーカテゴリーのスペックがありふれたものになった。

(文=大森町男)

<著者プロフィール>

 羽根物によってパチンコの魅力にとり憑かれ、パチンコ雑誌を製作する編集プロダクションに入社。パチンコに関する記事作りや編集業務に携わる。編集長としてファン雑誌の制作に取り組むなどの経験を活かし、その後は携帯サイトやweb、動画コンテンツなど幅広いパチンコメディアに従事。現在はフリーランスのパチンコライターとして活動。パチMaxを中心に消極的に執筆の場を広げている。

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