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パチンコの「イメージ良化」を感じるも…終焉へ向かう可能性あり?

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パチンコ業界に追い風!?

 いま、パチンコって大チャンスなんじゃないかと思っています。P機になって出玉性能が爆発的にアップして面白い機種がいっぱいあります。ヤメていったファンや休眠層に訴えかけるのによい状況なのではないでしょうか。

 という内向きの話もありますが、最近感じているのは外側に対するイメージの話です。これまでパチンコといえば、アンダーグラウンドな負のイメージをもって世間から見られてきた印象です。

 近い過去においても、震災やコロナでの営業問題など社会的スケープゴートに仕立て上げられるなどまだまだ厳しい世間の目を感じることも多いですが、それでもかつて受けていた爪弾き感や鼻つまみ的な扱いはだいぶ受けなくなったような気がします。

 最初に潮目が変わったと感じた発端は、ナインティナインの岡村による「激アツ」イジリでした。

 なんかの番組でパチンコを打つことになった岡村がこれも誰だか忘れましたが解説として登場したパチンコライター的な人が繰り出す「激アツ」とか「アツい」というワードを面白がり、そのフレーズをほかの番組でも使っていた、みたいな覚えがあります。

 こうしてパチンコが徐々にマスメディアに浸透していき、いまではクイズ番組でパチンコの演出やSEが普通に使われたり、パチンコ・パチスロ好きをメディアで公言する有名人・著名人が多く登場するなど、パチンコに寛容になってきたのではないでしょうか。

 そんななか、つい最近、非常に驚くことがあって、親孝行をテーマにしたテレビ番組で藤田ニコルと乃木坂の山下美月がゲストとして出演していたんですが、親との関係の話になったところでにこるんが「私はお母さんと一緒にパチンコ打ったりしている」と発言。

 それを受けて乃木坂の山下美月が「私もパチンコ打ってみたい」と返したのです。自身がすでにパチンコ台になっていることも影響しているとは思いますが、トップアイドルが地上波でこの発言をするなんて。時代は明確に変わりましたね。

 にこるんだって、自由奔放・天真爛漫のイメージがあるとはいえ、ティーンのカリスマとして一線級で活躍してきたトップモデルですよ。そんなすごい2人が「パチンコ打つ」とかテレビで口にするんですよ。

パチンコ終焉の可能性も?

 本当にいまこそパチンコは一般に向けてアピールすべき時なのではないかと。正直、ぐずぐずしている時間はありません。先月ですか大阪維新の会と公明党がパチンコも賭博にと大阪市議会に意見書を出したというニュースがありました。これがパチンコ終焉の第一歩になってもおかしくはないのです。

「世間」というのは、表現規制と同じように倫理を盾に、憲法や法律を飛び越えて襲ってくるのです。だからイメージは超大切。同じ不倫をしても渡部建は人間のクズと断罪され、千鳥の大悟は男らしいと称賛される。

 別にクリーンだ清潔だとアピールする必要はなく、却って鼻につくようなこともあるので、面白いとか楽しいとかそういう雰囲気をわかってもらえるよう、売り込みや宣伝をこのタイミングで行うとパチンコの未来は明るくなるんじゃないかと思うわけです。

 そしてそれらの仕事のおこぼれを町男にくれぃ。

(文=大森町男)
<著者プロフィール>
 羽根物によってパチンコの魅力にとり憑かれ、パチンコ雑誌を製作する編集プロダクションに入社。パチンコに関する記事作りや編集業務に携わる。編集長としてファン雑誌の制作に取り組むなどの経験を活かし、その後は携帯サイトやweb、動画コンテンツなど幅広いパチンコメディアに従事。現在はフリーランスのパチンコライターとして活動。パチMaxを中心に消極的に執筆の場を広げている。

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