マカヒキ、凱旋門賞はルメール騎手で! 「勝ちきれない」指摘あるも、フランスを知り尽くした名手で日本競馬の悲願へ!

マカヒキ(競馬つらつらより)

 秋に仏G1の凱旋門賞に挑戦することを表明していた日本ダービー馬・マカヒキの鞍上が、C.ルメール騎手に決定した。

 皐月賞、日本ダービーと手綱を取った川田将雅騎手は、ダービー終了後の挑戦発表の段階で乗り代わることが決まっていた。陣営は「現地の騎手」と語っていたため、フランスのトップ騎手であるC.スミヨンやO.ペリエになるのではとウワサされていたが、最終的にはフランス「出身」のJRA騎手であるルメールに白羽の矢が立った。

 日本競馬の悲願、凱旋門賞。今年この大舞台に挑むことを正式に発表したのはマカヒキのみ。宝塚記念を2着としたドゥラメンテが凱旋門賞回避を表明したため、もしかするとマカヒキ1頭での挑戦となるかもしれない。

 ルメール騎手は弥生賞(1着)時に同馬に騎乗。先約もあってかクラシック戦はサトノダイヤモンドを選んだが、マカヒキの素質には当時から太鼓判を押していた。

 フランス騎手として今年舞台となるシャンティの馬場も熟知している。その点も再びのコンビが巡ってきた理由かもしれない。ネット上には「勝ちきれないイメージのルメール」「日本人がいいなあ」という声もあるが、技術面や馬場への慣れなど、陣営があらゆる角度から考えてのベストな騎手を選択したということだろう。

 自身も凱旋門賞は未勝利。最高の舞台で日本馬の、そして自身の悲願を成し遂げることができるか注目である。

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