JRA参戦『DMMバヌーシー』の「出資内訳」が明らかに! 画期的「返還システム」とその詳細とは

 8月5日の20時から公開予定の新1口馬主サービス『DMMバヌーシー』。

 募集口数は1万口に近い単位で調整されており、その1口価格は数万円程度。また、これにランニングコストなども含まれているため追加投資はなし。既存の1口馬主クラブとは一線を画した、まったく新しいスタイルで気軽に一口馬主になることができる。

 もちろん他の馬主と同様、出資者はレースの結果に応じて5着までの賞金や出走手当、8着までの出走奨励金などの分配金を受け取ることが可能(DMMドリームクラブが賞金・手当の3%取得で、クラブ会員は77%取得)。JRAには他にもさまざまな手当があるようだ。

 また万一の死亡時や、早期引退時は購入代金の一部返金も保証されている。今回、ギャンブルジャーナルはDMM.com証券から許可をいただき、募集馬の1頭である「ラヴズオンリーミーの2016(牝、1口価格:3万2000円)」を例に金銭的内訳を記す「交付書面の別紙」を表示させていただくこととなった。

 以下が「ラヴズオンリーミーの2016」を1口購入した際の費用内訳である。

※1 当該出資馬については、当該出資馬の取得時に第三者に対して、取得権を有償で付与していることから、募集の時点で募集総額から取得権の対価相当額を控除しております。
※2 上記金額には、消費税が含まれております。但し、保険料及び調整金は非課税となります。

 先日のセレクトセール2017で購入した「ラヴズオンリーミーの2016」の「競走馬出資金」は172,800,000円(税込)だが、1口購入者への「募集総額」は317,664,000円となっている。1口購入者の投資した金銭がどういった部分に割り当てられるのか、その内訳が上記画像に記されているというわけだ。

 特徴として、まず出資した金額内で「返還対象となる部分」と「返還対象とならない部分」とに大別できる。「競走馬出資金」はもとより同馬を購入するための資金であり返還対象ではなく、「募集総額」の20%(税別)が割り当てられる「販売手数料」も返還対象ではない。なお、「販売手数料」に関しては、すでにJRAに提出した今年の事業計画の決定事項であるため、今回募集する馬に関しては20%としているが、今後はセレクトセール時の落札金額が大きい馬にはその割合を縮小する方針のようだ。

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