武豊が武幸四郎に「お辞儀」!? グアンいきなり勝利に喝采も、観衆大満足の「アクション」

 3日の阪神1R、新規開業した栗東・武幸四郎厩舎のグアン(牝3)が、先行からの鮮やかな抜け出しで勝利。新厩舎に初勝利をいきなりプレゼントした。

 芝を3戦使っての初のダート挑戦だったが、見事なレースぶりでの完勝だった。鞍上は武幸四郎調教師の兄・武豊。いきなりの「兄弟コンビ」ということで、朝から異例の観客数が詰めかけたが、期待に応える結果を見せてくれた。

 さすがは競馬界のレジェンド、弟の晴れの舞台でいきなり花を添えた。口取り式では満面の笑顔を見せるなど、弟のデビューに期する思いがあったようだ。

「馬主さんは『武豊と凱旋門賞』が合言葉のキーファーズで、いきなりの兄弟コンビ実現は粋なはからいということでしょう。グアンは池江泰寿厩舎所属で、幸四郎調教師も『仕上げてもらった』と池江調教師に感謝する素直なコメントをしていましたね。

調教師としての手腕が試されるのはまだまだこれからでしょうが、とにもかくにも最高のスタートを切りました。今後の活躍、兄弟コンビにも注目ですね」(記者)

 厩舎に最高のスタートを届けたグアンと武豊騎手。今後この人馬での活躍にはもちろん期待だ。

 また、もちろん勝利には朝早くから来たファンも大満足だったろうが、パドックでの武豊騎手の「アクション」にも喝采が送られている。

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