JRA「死去」近藤利一さんに捧げるアドマイヤマーズ復活! 18年ぶり「4戦3勝」香港に吹き荒れた日本旋風!【香港国際競走・総括回顧】

 8日、香港シャティン競馬場で香港C、ヴァーズ、スプリント、マイルと4つのG1からなる香港国際競走が行われ、日本馬の快挙が連発した。

 まずは香港ヴァーズ(G1)だ。

 この日のシャティン競馬場は快晴。仮柵が移動したことによって、前が止まりにくいイン有利の馬場が予想された。14頭立てで行われた香港ヴァーズは、前年度の覇者エグザルタントが1番人気(以降、すべてJRAオッズ)。日本のラッキーライラック、グローリーヴェイズ、ディアドラが人気で続いた。

 エグザルタントが先頭で迎えた最後の直線で、J.モレイラ騎乗のグローリーヴェイズがインから鋭く前を捉えに行く。外からラッキーライラックとディアドラも、いい脚色で先頭に迫った。グローリーヴェイズがエグザルタントを捉えて先頭に躍り出ると、外からラッキーライラックとディアドラが迫るが、ゴールが迫るにつれ、脚色が鈍る。そのままグローリーヴェイズが後続を突き放してゴールした。

「さすがモレイラ騎手だと思います。私が思っていた以上に能力を発揮してくれた。日本の競馬場でまたしっかりした競馬をしたいと思います」(グローリーヴェイズの尾関調教師)

 結果は1着グローリーヴェイズ、2着ラッキーライラック、3着にはエグザルタントが粘り込んだ。

「ハナを切ったのは意外でしたが、エグザルタントも『さすが』といえる強い競馬でした。ただ、それ以上にグローリーヴェイズが素晴らしいパフォーマンス。ラッキーライラックとディアドラもいい感じで伸びてきたんですが、最後は距離適性の差が出た感じです」(競馬記者)

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