JRA田辺裕信「うっかり発言」で周囲ざわめく!? 南部杯(G1)アルクトス超絶レコードで「有終の美」!?

 12日、盛岡競馬場でマイルCS南部杯(G1)が行われ、田辺裕信騎手の6番人気アルクトス(牡5歳、美浦・栗田徹厩舎)がレコードタイムで快勝した。

 従来、盛岡競馬場ダート1600mのレコードは、田辺騎手自身が2016年10月にコパノリッキーで記録した1.33.5。

 今回は稍重で馬場が軽くなっていたのは間違いないだろうが、それでもアルクトスが記録した1.32.7は、過去のレコードを0.8秒も上回る優秀なタイムだったといえるだろう。

 しかし、そんな超絶レコードが取り沙汰される裏で、勝利騎手インタビューでは田辺騎手の思いがけない一言で周囲がざわめく事態が起きた。

 そもそも田辺騎手といえば、9月の秋華賞(G1)のトライアル紫苑S(G3)の勝利騎手インタビューでも「うっかり」発言をやらかしている。

 今年、京都競馬場が11月1日の開催を最後に改修工事へと入るわけだが、秋華賞の翌週に行われる菊花賞(G1)までは、例年通り京都開催で行われる。

 これを勘違いした田辺騎手は、秋華賞での意気込みを聞かれ「今年は阪神なんですが、京都ならバッチリだったんですけど……」と発言しているのだ。

 この際は、周囲からのツッコミを受け「えっ、京都!? ……今のは無しで(笑)」と、咄嗟に“カット”を要求。JRA公式サイトでアップされた「勝利騎手インタビュー」では、しっかり「カット」される形となり、事態は丸く収まったのだが……。

 この日の南部杯の勝利騎手インタビューは、田辺騎手の「ありがとうございました」から始まった。

 レコードタイムでの勝利について問われると「調教師の栗田先生やスタッフのみんなと、試行錯誤しながら何とか大きいとこ取らせたいと思って頑張ってきた馬なんで……凄い嬉しいです」と、喜びをかみしめた。

 デビューから3戦目までは大野拓弥騎手が手綱を取っていたが、4戦目からは替わらず手綱を取り続ける田辺騎手。昨年の同レースでは2着と悔しい思いをしていただけに、喜びもひとしおだったに違いない。

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