JRA大阪杯(G1)ブラストワンピース「本格化」も不安!? オルフェーヴルら「3歳」有馬記念勝ちは名馬揃いも「ある条件」に絞ると……

「ブラストワンピースの父ハービンジャーは、古馬になってキングジョージ6世&QES(G1)を勝って種牡馬入りした馬。それだけに産駒もやや奥手の傾向が強く、これまで本馬の他にペルシアンナイト、ディアドラ、モズカッチャンといったところが3歳の秋にG1を制しています。

しかしその一方、さらなる飛躍が期待される古馬になってから、何故かG1勝ちに恵まれてないんですよね。ペルシアンナイト、ディアドラが2着しているように、決して成長力がないわけではないはずなんですが、ブラストワンピースも同じような状況にならなければいいですが……」(別の記者)

 まさにハービンジャー産駒の”ジンクス”といったところか。3歳で有馬記念を勝った馬は先述した通り、歴史的な名馬ばかりだが、実は「菊花賞に出走しながらも敗れた馬」という側面で見ればダイナガリバーと、シルクジャスティスの2頭だけ。いずれも古馬になってG1を勝つことができなかった。

「いつも、この馬に乗るときは楽しみにしているんです」

 そう相棒との結束を語る池添騎手。かつて3歳で有馬記念を制したオルフェーヴルのように、あっさりジンクスを吹き飛ばしてほしいところだ。

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