JRA大阪杯(G1)は「復活」に期待? 桃井はるこが見据える豪華決戦の「結末」は
G1馬が8頭も集結し、豪華すぎると話題になっている春のG1競走・大阪杯(芝2000メートル)。その大一番を前に、編集部はアイドル界イチの競馬クイーン・桃井はるこさんをお招きし、見解をうかがってみた。モモーイのイチオシの馬は?
――春G1初戦の高松宮記念は大荒れでしたね。
桃井はるこ:本当ですよ! でも終わってから、イチローさんから完璧なサインが出ていたことに気が付きました。日米通算4367安打!!(編注:1着3番、2着4番、3着7番)
私、イチローさんが出てた試合を両方とも現地で観戦していたんですよ~。それにイチローさんの通算安打数を示す手製のボードで有名な「イチ・メーター」のエイミーさんが来ていたことも知っていたし……。この通りに買っていれば、今頃は……。
――それは惜しいことをしました。
桃井はるこ:そ~なんですよ~。でも、その無念さを晴らすためにも、大阪杯は頑張らないと!!
――気合い十分ですね。今回の大阪杯は、G1馬が8頭も出走するなど、上半期ではこれ以上はないと思えるほどの好メンバーが集まりました。
桃井はるこ:すごいですよね。私が競馬を知った当時、まだ大阪杯はG2だったんですよ。私は大阪杯に、『強い馬でも勝ち切れない』『ちょっと荒れる』というイメージがありますね。ここ2年は1番人気が勝ちましたけど、昨年も2着は6番人気のペルシアンナイト、一昨年も7番人気だったステファノスが2着に入っています。
――たしかにヒモ荒れする印象があります。そんな大阪杯ですが、桃井さんの本命は?
桃井はるこ:メチャクチャ悩んだんですが、アルアイン(牡5歳、栗東・池江泰寿厩舎)です!! 去年は3着、毎日杯(G3)も勝っているので阪神競馬場の適性はあると思います。
大阪杯が行われる阪神競馬場・芝2000メートルのコースは、内回りで最後の直線もさほど長くないから、器用さが求められると思うんです。その点、アルアインは中山競馬場の皐月賞(G1)を制した経験があるし、小回りが得意なイメージがあります。
前走の金鯱賞(G2)では5着だったんですが、馬券圏内に入った馬は、本馬よりも軽い斤量を背負っていました。馬場もあまりよくなかったようですし、その点を加味すると上位に入った馬たちとはさほど差がないのでは? あとアルアインは叩き2走目。今回は休み明けの馬が多いですが、それよりも使っている馬のほうがいいんじゃないかと思ってます。
そして鞍上の北村友一騎手。先週の高松宮記念は、1番人気のダノンスマッシュで4着に敗れました。今回は、その時の悔しさをバネに頑張ってくれるんじゃないでしょうか。