JRA川田将雅「51勝」独走も武豊「驚異の中身」で圧倒? ルメールと「三つ巴」でリーディングが熱い
7日の桜花賞(G1)は、2番人気グランアレグリアが4コーナー手前から先頭に立ち、異次元のスピードで逃げ切り。圧巻のレコードで一冠をモノにした。
一方、1番人気ながら4着に敗れたのがダノンファンタジー。川田将雅騎手としてもグランアレグリアを早めに捕まえようと動いたが、差は縮まることなく終わった。川田騎手の騎乗ぶりは責められるものではなく、この舞台では「役者が違った」と見るべきだろう。
ただ、川田騎手自身は先週も土日で6勝。今年51勝とし、2位C.ルメール騎手の37勝に14勝差をつけるダントツのリーディングを保持している。勝率0.266、連対率0.453、0.563はいずれもトップで、中身の面も非常に充実している状況だ。
「ルメール騎手の1番人気騎乗回数は89回、川田騎手は73回。騎乗停止はあったものの、ルメール騎手に有力馬が集まっているのは明白なだけに、川田騎手のこの成績は凄まじいですね。昨年のルメール騎手、武豊騎手に続く『年間200勝』もこのペースなら不可能ではありません。
もっとも、ルメール騎手は夏場に一気に勝利を重ねるのが毎年のパターン。川田騎手としては、夏を迎える前にさらに差を広げたいところでしょう」(競馬紙記者)