JRA皐月賞(G1)M.デムーロ「ルメール潰し」に燃える!? 昨年はグランアレグリア撃破……大本命サートゥルナーリアに負けられない理由

 14日に中山競馬場で行われる皐月賞(G1)。”復権”を目指す2歳王者アドマイヤマーズ(牡3歳、栗東・友道康夫厩舎)は、意欲的な調整で巻き返しを図る。

「このまま引き下がるわけにはいかない――」まるでそんな声が聞こえてきそうな白熱の1週前追い切りだった。栗東のCウッドで7ハロン96.5秒、ラスト12.0秒。前と後ろに調教パートナーを置く、実戦さながらの3頭併せ馬で最後は並んでフィニッシュした。

 この動きに友道調教師も「並んでしぶとさを出させる、いい追い切りができた。これで体も引き締まって息もできてくる」と手応え。

 前走の共同通信杯(G3)では、単勝1.7倍を裏切ってしまったため評価を落とし気味だが、昨年の最優秀2歳牡馬は、皐月賞で本命視されているサートゥルナーリアではなく、この馬。打倒サートゥルナーリア、そして復権へ”逆襲”の準備は万端だ。

 また、打倒サートゥルナーリアといえば「この男」も黙ってはいないはずだ。

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