JRA皐月賞【最終追い切り】サートゥルナーリア「G1級」シャケトラ完封!「皐月賞、ダービー勝てる」C.ルメール騎手も超強気!
スケールなら、この馬もクラシックの中心になれる器だ。連勝中のヴェロックス(牡3歳、栗東・中内田充正厩舎)は、今の充実ぶりを示す最終追い切りだった。
雨の残った芝コースでの最終追い切りとなったヴェロックス。未勝利のピンクブロッサムを追いかける形での併せ馬となったが、川田将雅騎手がゴーサインを出すと矢のように伸びた。あっさりと併せ馬をかわし、最後は約3馬身ちぎってゴール。
「僕の感覚でやった」という川田騎手も「いいリズム、いい内容で走れていたと思います」と手応え。「前回はそんなに良い状態ではなかったんですが、良くなっているのは期待通り」と前走からの上積みを強調している。
逆に派手さこそなかったが、静かな闘志に万全を予感させたのがアドマイヤマーズ(牡3歳、栗東・友道康夫厩舎)だ。
栗東の坂路で最終追い切りを行ったアドマイヤマーズは4ハロン53.4秒、ラスト12.9秒。単走だけに派手さこそなかったが、2000m初挑戦が課題だけに落ち着いた走りは好印象だ。
主戦のM.デムーロ騎手も「厩舎のスタッフはこの馬のことをよく分かっているので、仕上がりは心配していない」と自信。先週の1週前追い切りが注目を集める猛時計だっただけに、すでに強い追い切りが必要ないほど仕上がっていると見て間違いないだろう。