JRAシャケトラ死亡。天皇賞・春「最有力馬」突然の死に現場騒然
ショッキングな一報が飛び込んできた。
「日刊ゲンダイ」のTwitterによれば天皇賞・春(G1)への出走を予定していたシャケトラが、1週前の追い切り中に故障。第1指骨の開放骨折、及び種子骨の複雑骨折していたため、安楽死の措置が取られたという。
シャケトラは2017年の日経賞(G2)で重賞初制覇。中長距離戦で頭角を現したものの、G1の壁に跳ね返され続け、結果は振るわず。さらに、翌春の始動戦を前に左第3中手骨々折が判明。長期離脱を余儀なくされていた。
だが、今年のAJCC(G2)で復帰すると、昨年の菊花賞馬フィエールマンを完封し、劇的な復活勝利を達成。さらに阪神大賞典(G2)でも後続に5馬身差をつける圧巻の走りを見せ、ファンに完全復活を印象づけていた。
「今年の天皇賞・春(G1)はメンバーが手薄なこともあり、出走すれば1番人気に支持されるとも見られていました。悲願のG1初制覇のチャンスだっただけに本当に残念です。関係者たちもみな、一様に肩を落としているようです」(競馬記者)
志半ばでこの世を去ったシャケトラ。同馬の冥福を心から祈りたい。