JRAルメール「騎乗停止」日本ダービー(G1)騎乗アウト! 大本命サートゥルナーリア、凱旋門賞ブラストワンピースら代役は「あの騎手」たち?
5日に東京競馬場で開催されたNHKマイルC(G1)は、2歳王者アドマイヤマーズが貫禄を見せつける勝利。一方で1番人気に推されたグランアレグリアは、最後の直線でダノンチェイサーの進路を妨害したことによって4位入線から5着に降着となった。
この結果を受け、グランアレグリアの鞍上C.ルメール騎手は26日まで16日間(開催6日間)の騎乗停止処分。前日に3勝、この日も4勝と絶好調だったが、大事なレースで思わぬ”落とし穴”にハマってしまった。
「パトロールビデオを見た限り降着は妥当ながらも、16日間という非常に重い騎乗停止処分となりました。
というのもルメール騎手は、3月に北村宏司騎手の落馬に繋がる騎乗停止処分を受けたばかり。さらに先月の皐月賞(G1)でもゴール前でヴェロックスの進路を妨害して過怠金処分を受けています。JRAの決裁が、これらの過程を重く見たということでしょう」(競馬記者)
記者の言葉通りJRAの公式ホームページによると、今回のルメール騎手の処分に対して「2019年3月2日(土)にも不注意騎乗による騎乗停止処分を受けたにもかかわらず、短期間に同様の不注意騎乗を繰り返し行ったことを考慮し」と記載されている。度重なるラフプレーに厳しい処分が下った格好だ。
この処分によってルメール騎手は12日のヴィクトリアマイル(G1)、19日のオークス(G1)などに騎乗できないが、それら以上にダメージが大きいのが26日の日本ダービー(G1)に騎乗できないことだろう。