元JRA安藤勝己氏「レーンの追い方に疑問」何故走る? それぞれの”ベスト”
「レーン騎手は今の主流の乗り方とは違い、少しクセがあるというか個性的な騎乗フォームをしていますね。安藤氏が違和感を覚えたのもそこなのではないでしょうか。
ただ、やはり体格はそれぞれ違うのは当然ですし、人それぞれ向いているフォームがあると思います。レーン騎手は昨年、豪NSW地区でリーディングを獲得し、さらに豪G1をすでに15勝あげる実力派。この少し異様にも映るスタイルが彼にとってはベストなんでしょうね」(記者)
フォームのキレイさと騎乗の上手さは必ずしも直結しないのだろう。そのレーン騎手は、今週のオークス(G1、芝2400メートル)ではコントラチェック、そして翌週の日本ダービー(G1、芝2400メートル)ではサートゥルナーリアに騎乗予定。いずれもルメール騎手の代役だけに、その馬たちの実力は折り紙付きだ。
少し変わっているようにも思えるフォームを持つレーン騎手は、G1を連勝することはあるのだろうか? 今週も注目したい。