JRAオークス「二代目ヌーヴォレコルト」岩田康誠シャドウディーヴァの一撃は。陣営「ココ狙い」

※シャドウディーヴァ/『JBISサーチ』より

 3歳牝馬の頂点を決めるオークス(G1、芝2400メートル)。今年は桜花賞馬グランアレグリアこそ不在だが、2着シゲルピンクダイヤ、3着クロノジェネシス、さらに2歳女王ダノンファンタジー、忘れな草賞を快勝したラヴズオンリーユーなど、例年通り豪華なメンバーが揃った。熾烈な闘いが行なわれると予想されているが、密かに上位進出を期待されているのがシャドウディーヴァ(牝3歳、美浦・斎藤誠厩舎)だ。

 今年は始動戦のフリージア賞(500万下、芝2000メートル)を3着で終えると、フラワーC(G3、芝1800メートル)へ。結果こそ4着に終わったものの、キャリア初となる中山競馬場で上がり34.0秒と2位タイの鋭い末脚を出すなど見せ場は作った。

 続くフローラS(G2、芝)では中団追走から、最後の直線で最ウチをついて脚を伸ばすも、大外から強襲したウィクトーリアにはハナ差及ばず2着。惜敗を喫したものの、オークスへの優先出走権は無事に確保することに成功した。

「過去10年、前走がフローラSでオークスを勝ったのは、2010年にアパパネと同着になったサンテミリオンのみ。ですが、一昨年はモズカッチャンが2着に入り、3年前は2着チェッキーノ、3着にビッシュがいるなど、2着馬、3着馬ともに4頭ずつ輩出しているんです。8頭も勝ち馬を出している桜花賞組には叶いませんが、それでもトライアルの中ではフローラS出走馬はトップクラスの成績を残しています。

 またシャドウディーヴァは東京競馬場で5走、しかもいずれも芝2000メートルで[1.3.1.0]と馬券圏内を外さない走りを見せています。東京競馬場に適性があると考えていいのではないでしょうか?」(競馬記者)

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