日本ダービー(G1)サートゥルナーリア「代役」レーン騎手に日本競馬の洗礼!? 一抹の不安を抱かせる”豪州の若き天才”の「東京・芝2400m」成績
レース後、レーン騎手は「ペースが速い割に、前に行った馬が止まりませんでした。直線ではジリジリ伸びているが、差が詰まりませんでしたね」とコメント。日本特有の高速馬場の”洗礼”を受けた格好だ。
「先々週、先週とレコードが連発している東京競馬場は、今週からCコースが解放され、さらに内側と前に行く馬が有利になる傾向があります。皐月賞は中団から差し切ったサートゥルナーリアですが、ダービーであまり悠長に構えていると、足をすくわれる可能性がないとは言い切れません」(別の記者)
2017年の日本ダービー。そんなダービー特有の”傾向”を読み切っていたルメール騎手は、道中後方にいたレイデオロで果敢に動き、早め先頭から自身初の日本ダービー制覇を手にした。
あれから2年。「大役」を託された豪州の天才が見せるのは、サートゥルナーリアの力を信じ切った横綱相撲か、それとも……。