帝王賞（G1）何故「武豊インティ」は沈んだのか。2番手から折り合いを欠き失速「リズムが……」レース後には批判殺到
編集部
そういった背景もあり、レース後にはネット上で「変に抑えるからこうなる」「逃げないと駄目なことは、（前走の）かしわ記念でわかってたはず」「消極的な騎乗」など、武豊騎手の判断を疑問視する声が殺到……。
単勝2.0倍の1番人気で馬券に絡めなかったこともあって、厳しい意見が相次いだ。
「これが実績のあるマイル戦ならインティが行きたがった時点で、シュテルングランツを交わして先頭に立つ選択肢もあったと思います。ただ、今回は初の2000m戦でしたから……。インティに距離不安があった分、慎重にならざるを得なくなったのかもしれません。武豊騎手にとって非常に難しいレースになってしまいました」（競馬記者）
「まだまだ改善の余地があるし、能力はあるので次、頑張ります」
レース後、そう前を向いた武豊騎手。2000mの帝王賞で結果が出なかったため、秋は南部杯（G1、1600m）やチャンピオンズC（G1、1800m）が濃厚か。いずれにせよ、このままでは終われないはずだ。