JRA札幌記念「G1昇格」秒読み!? フィエールマンVSワグネリアンら超豪華メンバーに「世界最強女王」に食い下がったアノ馬が参戦表明!
一方、やや先行きが不透明になっているのが、昨年の最優秀3歳牡馬ブラストワンピース(牡4歳、美浦・大竹正博厩舎)だ
昨年の有馬記念(G1)を制して最優秀3歳牡馬を獲得したブラストワンピース。今年は凱旋門賞挑戦を目指していたが、始動戦の大阪杯で1番人気を背負いながらも惨敗……それでも陣営は凱旋門賞挑戦を強調したが、本番を見据えて「重い斤量を経験したい」と出走した前走の目黒記念(G2)で59kgを背負って8着に沈んだ。
「うーん、やや迷走している感は否めませんね。わざわざ59kgを背負ってまで目黒記念に出走し、凱旋門賞に向かって動き出している以上、簡単に辞めるわけにはいかないと思いますが、札幌記念の鞍上も決まっていませんし、今のところ不透明な部分が大きいです。
会員制一口馬主クラブのシルクの馬ですし『札幌記念でも惨敗するようなら(凱旋門賞へ)行かない方がいい』という声も。いずれにせよ、難しい決断になりそうです」(同)
また、今年のヴィクトリアマイル(G1)で1番人気に支持されたラッキーライラック(牝4歳、栗東・松永幹夫厩舎)も、札幌記念から始動予定だ。
ここ2走は共に1番人気に推されながらも惨敗と、人気を裏切っているラッキーライラックだが、G1級のメンバーが集った3月の中山記念(G2)2着が光る。クビ差の接戦で敗れたウインブライトは、その後、香港のクイーンエリザベス2世C(G1)を勝っているだけに、ハマればここでも一流牡馬を撃破する可能性はあるはずだ。
他にもエアスピネルやクロコスミア、サクラアンプルールなどが出走予定。以前からファンの間でも「いつG1に昇格するのか」と話題になっている札幌記念だが、今年の豪華メンバーはさらにG1昇格を後押しすることになりそうだ。