JRA安田記念(G1)「2強崩し筆頭」レーン×ステルヴィオがダノンプレミアムに雪辱!? もう1頭のロードカナロアG1ホースに注目
騎乗した丸山元気騎手は「いいポジションを取れましたが、ラストは”距離なのかな”という止まり方でした」とコメント。4歳になった現状、2000メートルは距離が長いことがはっきりした。これは母父ファルブラヴの影響が顕著になったと見ていい。ファルブラヴは現役時代はジャパンC(G1、芝2400メートル)などを制した中距離馬だったが、産駒は短距離傾向が強い。
ならば大阪杯の大敗はノーカウントでいい。安田記念こそ、古馬となったステルヴィオのマイラー能力が問われる試金石だ。
鞍上はD.レーン騎手。日本ダービーで断然人気のサートゥルナーリアを飛ばしたが、最終レースの目黒記念(G2、芝2500メートル)ではルックトゥワイスで優勝。初来日して約1カ月での重賞4勝という快挙は見事だ。その4重賞のレース名、勝ち馬、各コーナーでの位置取りは次の通り。
新潟大賞典 メールドグラース(8-8)
京王杯SC タワーオブロンドン(7-6)
ヴィクトリアM ノームコア(7-7)
目黒記念 ルックトゥワイス(12-12-11-10)