JRA安田記念(G1)「暴走再び!?」アエロリット「余力」はあるのか。戸崎圭太「G1存在感」が後押し?
「明らかなオーバーペースで5着というのは能力の賜物でしょうが、さすがに反動がありそうなレースぶり。府中を得意とし、昨年2着ということで安田記念の『リピーター』にも符合しますが、レース間隔も狭く斤量も微増。やはり積極的には狙いづらい。その前には米遠征もしている点も気になります。当日の馬体重がしぼんでいるようだと、より厳しそうです。
今回はダノンプレミアムやグアンチャーレ、ロジクライなど先行したい馬が多いレース。格好の『的』になりそうですし、苦しい戦いになると見るのが自然でしょう」(競馬誌記者)
能力はピカイチだが、これまでの過程などを考えると苦しそうだ。ましてや現在の高速馬場、またも「暴走ペース」を作りバテる姿も想像できてしまう。
希望があるとすれば、昨年の同舞台であわやのレースに持ち込んだ鞍上か。
「今回の鞍上は戸崎圭太騎手。昨年はインコースの3番手につけ、直線では一度は抜け出しました。最後の最後にモズアスコットに差されてしまいましたが、見事な騎乗でしたね。