JRA「異色の追込み」スマートオーディンが安田記念(G1)で爆発? 自分の競馬に徹すれば……
京王杯SC(G2、芝1400メートル)でも、もちろん最後方からの競馬。7着だったが着差は0.3秒、上がり3Fは最速の32秒5。安田記念に向けた準備は整った。競馬ファンは最後方からの追い込みが好きだ。現在はそんな個性派が少なくなってしまった。安田記念のスマートオーディンで束の間の夢を見るのも悪くない。
安田記念の共同会見で池江調教師は「1600メートルを使っているころは3コーナーから暴走気味だったので、1F短くすればハマるのではという思いから阪急杯を使いました。見事にハマってくれましたね」「今回は(京王杯SCより)もう2列前で競馬できると思います。そこから32秒台の脚が使えればチャンスはある」と語った。いささか欲張りすぎにも思えるが実際の作戦は陣営にまかせるしかない。
スマートオーディンに関しては現在の東京コースが内先行絶対有利などと考える必要は一切ない。自分の競馬に徹した好走に期待しよう。