【ユニコーンS(G3)展望】JRA「未来のダート王」集結! デュープロセス5連勝へ盤石
先の話になるがジャパンダートダービーを展望する上で鍵を握るのがヴァイトブリック(牡3歳、美浦・和田正一厩舎)。前走の兵庫CS(Jpn2、ダート1870メートル)では、3戦3勝、圧倒的着差で勝ち続けるクリソベリル(牡3歳、栗東・音無秀孝厩舎)の2着だったからだ。同馬がここで勝ち負けできるようであれば、クリソベリルのジャパンダートダービー制覇の可能性が高まる。
全日本2歳優駿(Jpn1、ダート1600メートル)を制したのがノーヴァレンダ(牡3歳、栗東・斉藤崇史厩舎)。伏竜S(オープン、ダート1800メートル)の5着は、休み明けの上、他馬より1キロ思い57キロだった。見限るのは早いかもしれない。
ヴァニラアイス(牝3歳、栗東・高柳大輔厩舎)は5戦目からダート路線に転向。前走の端午S(オープン、ダート1400メートル)で3勝目を上げた。初めての1600メートル戦克服が課題となる。ニューモニュメント(牡3歳、栗東・小崎憲厩舎)は昇竜Sで2着、青竜Sで3着という実績がある。伏兵候補だ。
前走で500万下を勝っているサトノギャロス(牡3歳、栗東・西園正都厩舎)、エルモンストロ(牡3歳、栗東・角居勝彦厩舎)、ダンツキャッスル(牡3歳、栗東・谷潔厩舎)にも目を配っておきたい。
デュープロセスとデアフルーグの一騎打ちとなるのか、思わぬ伏兵が台頭するのか。注目のユニコーンSは6月16日、東京競馬場で15時45分発走予定だ。