JRA「カカオ混入」156頭除外も霞む不祥事!? 競走馬「タバコ吸い殻」摂取で競走除外。JRAでは過去にも……

 JRA(日本中央競馬会)は5日、飼料添加物『グリーンカル』に禁止薬物テオブロミンを含むことが判明し、出走馬156頭が競走除外となった件について会見を開き、調査結果と改善策を発表した。

 調査の結果、『グリーンカル』を製造する際、別の製造ラインでカカオ豆副産物が粉砕されており、その粉じんが混入。その結果、テオブロミンが検出されたようだ。なお、JRAは同時に除外された156頭に対して一定額の交付金(出走レース3着賞金相当+出走手当)の支給も発表しており、総額は4~5億円に上る見込みだ。

 禁止薬物により、156頭が競走除外になるという前代未聞の事件。JRAが調査結果を発表したことで一応の収束となりそうだ。

 だが地方競馬では4日、そんな事案がかわいく見えるような、あまりにも痛ましい不祥事があった。

 4日に行われた笠松競馬の9Rに出走を予定していたショーマノキセキ(牡4歳、井上孝彦厩舎)はレース当日になって突如、出走除外。当初の発表では「公正保持」となっていたが……。

関連記事

競馬最新記事

人気記事ランキング 11:30更新

競馬

総合

重賞レース特集
GJ編集部イチオシ記事
SNS