【ジャパンダートダービー(G1)展望】JRA大本命クリソベリル「伝説」の幕開け!? 3戦「合計19馬身」の怪物が3歳ダートNo.1決定戦に君臨!
前走ユニコーンS(G3)で1番人気に推されたデアフルーグ(牡3歳、美浦・鈴木伸尋厩舎)も、スタートさえ決まれば面白い存在だ。
デビューから3連勝。特に伏竜S(OP)では後の米国三冠に挑戦し、善戦したマスターフェンサーを下して優勝だけに価値がある。しかし、ここ2走はスタートで立ち遅れて連敗……課題のスタートさえ決まれば、ここでも十分通用するだけに当日のテンションには注目したい1頭だ。鞍上は主戦の津村明秀騎手が務める。
また地方勢からは大井三冠の羽田盃を勝ったミューチャリーが代表格。そのミューチャリーを東京ダービーで破ったヒカリオーソも面白い存在だ。他にもウィンターフェルの安定感は、ここでも一目置かれるものがある。
いずれにせよ、今年のJDDはクリソベリルの動向が最大の注目を集めるに違いない。ここを圧勝するようならダート界の頂点も見えてくるが、果たして、ここが「伝説」の序章となるのか――。
注目のジャパンダートダービー(G1)は、7月10日(水)の20時5分に大井競馬場で発走を迎える。