JRAシルク「無双」の新馬7連勝! 超怪物リアアメリアから無傷で競馬界の新支配者に
7月7日(日)の函館競馬場で開催された2歳新馬(芝1800メートル)は、オーソリティ(牡2、美浦・木村哲也厩舎)が勝利。単勝1.3倍と圧倒的1番人気に見事に応えた。
オーソリティは父オルフェーヴル、母はロザリンド、母父はシンボリクリスエス、そして母母はシーザリオ。母方の祖母に名牝シーザリオを持つため、近親にはエピファネイア、リオンディーズ、サートゥルナーリアなどG1馬たちがずらりと顔をそろえる良血中の良血だ。
そのオーソリティはデビュー戦で、道中4番手で進むと3角過ぎから徐々に進出を開始。直線では先頭に立つとノーステッキで脚を伸ばし、追い上げてきたゴールドシップ産駒のブラックホールをクビ差しのいで勝利。デビュー戦Vを飾っている。
「レース後、池添謙一騎手は『スローでも折り合いがついていた』と話し、さらに自身が主戦だったオルフェーヴル産駒で『新馬戦を勝てたのでうれしい。これからもっと良くなると思う』と期待を寄せていました。
馬体は緩さがありましたし、戦前に阿部助手も『追うごとに進化している。まだまだ良くなるよ』とまだ成長途中であることを示唆していました。本格化するとどれだけの力を発揮するのか、今後が楽しみですね」(競馬誌ライター)