JRAシルク「無双」の新馬7連勝! 超怪物リアアメリアから無傷で競馬界の新支配者に
同馬を所有するのは(有)シルクレーシング。このオーソリティの勝利で、今年の新馬戦7連勝を達成した。
今年、シルクレーシング所有馬で先陣を切ったのはリアアメリア(牝2歳、栗東・中内田充正厩舎)。6頭立てで行われた阪神・芝1600メートルの新馬戦で、化物クラスの伸び脚を披露。2着馬に8馬身差を付けて“世代一番星”を上げている。
翌日は、ハーツクライ産駒のサリオス(牡2歳、美浦・堀宣行厩舎)、オルフェーヴル産駒のモーベット(牝2歳、美浦・藤沢和雄厩舎)もデビュー戦Vを達成。さらにその後も、10番人気と人気薄だったヴィンカマヨール(牡2歳、美浦・田島俊明厩舎)がダート戦で大穴を開け、また1番人気に支持されたリアルインパクト産駒のトライフォーリアル、ラウダシオンもそれぞれ順当に勝ち上がりを決めている。
「シルクレーシングは、2014年に所有するラストインパクトが重賞戦線で活躍しはじめた辺りから、成績が向上。昨年はアーモンドアイが牝馬三冠を達成し、さらにブラストワンピースが年末の有馬記念を制覇するなど活躍して、118勝。馬主リーディングではサンデーレーシングに次ぐ2位にまで上り詰めました。
今年も安田記念(G1)をインディチャンプが制するなど波に乗っています。新馬たちも、そのクラブが持つ勢いに乗っているかのように次々と勝ち星をあげていますね。これからも続々と期待の素質馬たちがデビューを控えているため、この連勝をどこまで伸ばすことができるのかが見ものです」(競馬記者)
今年・来年もシルクレーシングが2歳・クラシック戦線をリードするのかもしれない。