【セレクトセール】JRA金子真人氏が驚異の爆買い11億円!最高額は3億6000円!初日総括と現地裏話と2日目の当歳注目馬
また1億円以上で落札された馬の販売者(生産者)は、ノーザンファーム関連(ノーザンレーシングを含む)で21頭中なんと18頭。ライバルの社台ファームは1頭のみと圧倒的な差がつけられており、これも近年のG1レース優勝馬の多くがノーザンファーム生産馬という現実を考えれば、当然といったところか。5頭以上を落札した馬主と落札総額トップ10は以下の通り。
■5頭以上を落札した馬主
11頭 金子真人ホールディングス(株)
11頭 (株)サラブレッドクラブライオン
8頭 廣崎利洋HD(株)
6頭 小笹公也
6頭 日本中央競馬会
5頭 (株)ダノックス
5頭 近藤利一
<h3>■落札総額トップ10</h3>
11億5300万円 金子真人ホールディングス(株)
6億7600万円 (株)サラブレッドクラブライオン
5億3600万円 近藤利一
4億9300万円 (株)ダノックス
4億9000万円 (株)サトミホースカンパニー
3億6700万円 小笹芳央
3億1900万円 廣崎利洋HD(株)
2億7000万円 (株)スリーエイチレーシング
2億6100万円 野田みづき
2億2100万円 三木正浩
これらは購買者の財力と本気度を示す数字でもあるが、11頭で総額11億円超えの金子オーナーは別格といったところか。さらに昨年から勢いを増している(株)サラブレッドクラブライオンも見逃せない。昨年は1歳馬で2億1500万円、当歳馬で7400万円の総額2億8900万円だったが、今年は1歳馬だけで倍以上を落札。かなりの意気込みを感じるといっていいだろう。ストレイトガールやレッツゴードンキのオーナーでもある廣崎利洋HDも8頭で3億円超えの買い物。落札した8頭中5頭がロードカナロア産駒というのも、戦略がはっきりしているといえよう。