【セレクトセール】JRA金子真人氏が驚異の爆買い11億円!最高額は3億6000円!初日総括と現地裏話と2日目の当歳注目馬
■上場番号301 マラコスタムブラダの2019
初日も1番目は1億円超えを配置。2日目も序盤から盛り上げるためにこの馬を配置したと思われる。ノーザンファームの生産でキングカメハメハ産駒。母はアルゼンチンのG1馬で兄はオープン勝ちのミッキーブラック。
■上場番号303 フィールザレースの2019
1歳馬の評価が高かったドゥラメンテ産駒。こちらもノーザンファームの生産で母はアルゼンチンのG1馬。
■上場番号338 ドナブリーニの2019
キタサンブラック産駒で姉はジェンティルドンナという血統。父がディープインパクトから変わって訴求力はダウンしているが、この馬の落札価格でキタサンブラックの評価が決まるといっても過言ではないかもしれない。
■上場番号344 アドマイヤセプターの2019
注目のドレフォン産駒。ドレフォンはBCスプリントなどG1レース3勝など北米の単距離王。当歳が初年度産駒となり、社台グループが力を入れている種牡馬。ノーザンファームの生産で牝系にはアドマイヤグルーヴ、ドゥラメンテ、エアグルーヴ、ルーラーシップなど蒼々たる実績馬が名を連ねる。
■上場番号350 コーステッドの2019
母はアメリカでBCジュベナイルフィリーズターフ2着などの実績。ノーザンファームの生産でハーツクライ産駒、2月生まれの牡馬とクラシック向き。
■上場番号358 タイタンクイーンの2019
ノーザンファーム生産のディープインパクト産駒。兄は鳴尾記念を勝ったストロングタイタン。母は米国産で産駒からはアメリカの重賞勝ち馬も。
■上場番号378 チリエージェの2019
ロードカナロア産駒で兄にハクサンムーンという血統。母父はサクラバクシンオーなので、バリバリの単距離血統だ。血統的に3歳クラシックは無縁、スプリンターズSや高松宮記念、そして香港での活躍を期待したい一頭。
■上場番号382 アドマイヤテンバの2019
母はアドマイヤセプターと同じアドマイヤグルーヴの娘。もちろんノーザンファームの生産で牝系にはアドマイヤグルーヴ、ドゥラメンテ、エアグルーヴ、ルーラーシップなど。父はロードカナロアでドレフォン(上場番号344アドマイヤセプターの2019)との比較が興味深い。
■上場番号400 ベネンシアドールの2019
姉にデニムアンドルビーを持つディープインパクト産駒の牡馬。ノーザンファームの生産でクラシック候補になりえる素材。兄キタノコマンドールもセレクトセール出身馬で1億9000万円で落札されている。
■上場番号422 ファイネストシティの2019
1歳馬が高額だった数少ないフランケル産駒。ノーザンファームの生産で母はアメリカのBCフィリー&メアスプリントなどを勝利したチャンピオンスプリンター。距離適性はマイルまでの印象だが、1月生まれでもあり2歳の早い時期から活躍しそうな雰囲気。
以上、セレクトセール2日目の注目当歳馬10頭をピックアップしてみた。もちろんこれらは全体の一部であり、その他にも気になる馬は山ほどいる。当日はインターネットでのライブ中継も行っているので、ぜひその雰囲気を味わってもらいたい。