JRAレイデオロ「騎手空欄」に……オールカマー(G2)でリスグラシュー、ウインブライトら豪華決戦もルメールは「サヨナラ」
9日、今春の宝塚記念(G1)で5着だったレイデオロ(牡5歳、美浦・藤沢和雄厩舎)が、9月22日に行われるオールカマー(G2)から始動予定であることがわかった。
さらに宝塚記念を制したリスグラシュー(牝5歳、栗東・矢作芳人厩舎)も、視野に入れていたコックスプレート(豪G1)には向かわず、同レースに出走する見込みだという。
今秋のオールカマーは、QE2世C(G1)を制したウインブライト(牡5歳、美浦・畠山吉宏厩舎)が、ここで国内復帰を果たすとして早くから注目を集めていた。この「3頭」が相まみえるだけでも話題性は十分あるレースになりそうだ。
そして、57.5キロと出走馬中最重量の斤量を物ともせずに七夕賞(G3)を制したミッキースワロー(牡5歳、美浦・菊沢隆徳厩舎)、同レースで2着に終わったクレッシェンドラヴ(牡5歳、美浦・林徹厩舎)も参戦を視野に入れている。またこれら以外でも、出走を表明する実力馬が出てきそうだ。
「レイデオロは昨年、オールカマーで同世代のアルアインにクビ差、ダンビュライトには3馬身差つけて勝利。その後、天皇賞・秋(G1)を勝ち、有馬記念(G1)で2着に入ってシーズンを終えました。陣営は今年も同様のローテーションを考えているのかもしれません。
今年はその2頭の参戦はまだ不明なものの、リスグラシューやウインブライトなど昨年以上の同世代の強豪たちと熾烈なレースを繰り広げることになりそうです。今年も熱いレースが期待できそうですね」(競馬誌ライター)