JRA宝塚記念(G1)禁止薬物「検査対象馬」判明! 陽性なら「無念の除外」……対象となる「アノ超大穴馬」にファンから大声援!?
土日合わせて計156頭が除外となる前代未聞の事件に包まれた、先週の競馬界。
以前から業界では一般的に利用されてきたサプリメントの中に、禁止薬物テオブロミンが混入するという信じ難いニュースは競馬関係者のみならず、多くのファンに衝撃をもたらした。
そして迎えた今週、テオブロミンの効果が接種から約10日間ということもあり”余波”は週末の出走馬にも及んでいる。JRAの発表によると合計365頭(栗東291頭、美浦74頭)が対象となり、血液検査を実施。結果は20日の出馬投票までには判明する見込みだ。
そういった中、ファンの心配が集まっているのが、春のグランプリ宝塚記念(G1)の出走馬だ。
昨年の年度代表馬アーモンドアイこそ不在ながら、ファン投票2位のレイデオロ、大阪杯(G1)を勝ったアルアインらG1馬6頭が顔をそろえた一戦。春競馬の締めくくりに相応しいレースが期待されているが、その中から検査結果により「無念の除外」となる馬がいるかもという懸念は募るばかりだろう。