武豊インティ「ただもらい?」帝王賞(G1)ルヴァンスレーヴ、ゴールドドリーム回避で「最強決定戦」お預け
昨年のJRA最優秀ダートホース・ルヴァンスレーヴ(牡4歳、美浦・萩原清厩舎)が、出走を目指していた帝王賞(G1、ダ2000メートル)を回避することがわかった。所属するG1サラブレッドクラブが公式HPで明かしている。
ルヴァンスレーヴは昨年、ジャパンダートダービー(G1、ダ2000メートル)、マイルチャンピオンシップ南部杯(G1、ダ1600メートル)、チャンピオンズカップ(G1、ダ1800メートル)とG1競走3連勝を達成。最優秀ダートホースにも輝き、ダート界の頂点に君臨していた。
だが、今年の1月に左前脚に軽度の不安を発症して休養入り。陣営は2月に行われるフェブラリーS(G1・ダ1600メートル)を回避し、また3月30日のドバイワールドCへの登録も見送ることを発表した。その後、帝王賞での復帰を視野に入れていたが、こちらも無念の回避となっている。
「帝王賞回避は左前脚の球節に熱感と触診反応が判明したためといいます。年明けから長らく左脚の不安が続いていますね。これからトレセンで改めて検査が行われ、放牧に出る予定とのこと。今回の回避は残念ですが、元気な姿を再び見せてもらいたいですね」(競馬誌ライター)
半年ぶりの出走が叶わなかったルヴァンスレーヴ。また昨年の覇者ゴールドドリームも、追い切り後に左前脚の球節の外側のじん帯に張りが見られたとして回避を発表している。