JRA「逆襲」ダノンプレミアム秋ローテに不安!? 昨年も「直行→回避」ダノン軍団の筆頭として……
安田記念(G1)で2番人気に支持されるも、まさかの16着と殿負けを喫したダノンプレミアム(牡4歳、栗東・中内田充正厩舎)が、天皇賞・秋(G1)を目標にしていることがわかった。
報じた「サンスポ」によれば、日本ダービー(G1)で2着に終わったダノンキングリーも天皇賞・秋を視野に入れている。同馬は10月6日に開催される毎日王冠(G2)をステップに向かうが、ダノンプレミアムは直行を予定しているという。また桜花賞4着、オークスは5着(ともにG1)で終わったダノンファンタジーは、9月15日のローズS(G2)を挟み、10月13日の秋華賞を目指すそうだ。
ダノンの冠を持つ有力馬たちのローテーションが次々に発表された。中でもひときわ注目を集めるのは、大将格であるダノンプレミアムだろう。
今春、G1馬が5頭も集結した金鯱賞(G2)では、歴戦の猛者を歯牙にもかけずに勝利。続くマイラーズカップ(G2)では単勝1.3倍の1番人気に見事に応えるかのように完勝し、大阪杯(G1)をパスして、安田記念に向かった。
だが、レースではスタート直後に隣に入ったロジクライに寄られる致命的な不利を受けてしまう。先行策に出れない中、最後の直線にかけるも、そこで川田騎手が”異常”を察知。追うのをやめて最下位の16着でゴールすると、川田騎手はすぐに下馬し、ダノンプレミアムは馬運車で運ばれた。レース後は多くのファンから安否が心配されたものの、JRAは『異常なし』と公式発表。胸をなでおろした人も多かっただろう。