JRA「大物感」グランアレグリア弟・ブルトガング今週デビュー! C.ルメール騎手「2000m以上も……」来年のクラシック見据える
この春、圧倒的なパフォーマンスで桜花賞(G1)を制したグランアレグリア。その全弟となるブルトガング(牡2歳、美浦・手塚貴久厩舎)が、いよいよベールを脱ごうとしている。
「血統的にも能力があることは間違いない」
すでに単勝1.9倍に支持されたワーケアがデビュー戦を快勝して話題を呼ぶなど、波に乗っている手塚厩舎。だが、そんな期待馬と比較してもブルトガングには互角以上の評価を与えているという。
12日に美浦のウッドコースで行われた1週前追い切りでは5ハロン69.5秒、ラスト12.9秒。姉の主戦も務めているC.ルメール騎手も「いいセンスがあるし、走りそう」と好感触。マイラーの姉と比較して「落ち着いていて、姉とは全然違う(笑)」と、こちらは気性面も問題なし。
「2000m以上も走れそう」と、早くも来年のクラシックを見据えている様子だった。