武豊「宝塚記念(G1)不参加」でも阪神競馬場に行く理由!?「評判になってますよね」大物キズナ2世リメンバーメモリーに「やっぱりダービーと、海外」
武豊騎手も、すでにリメンバーメモリーとの初コンタクトは終えており「(キズナに)乗り味が似ているね。雰囲気があって走りそう」と、その素質を感じ取っている。
先週15日に放送された『ウイニング競馬』(テレビ東京など)に出演した際にも「評判になってますよね」と期待を寄せた武豊騎手。佐々木調教師も「やっぱり大きな話がしたくなりますよね」と期待を語った上で「やっぱりダービーと、海外ですね」と、キズナが4着に敗れた凱旋門賞(仏G1)にも思いを馳せていた。
「陣営が『太め感もない』と語っていた通り、乗り込み量も豊富でデビュー戦から動けそうな雰囲気があります。キズナ以降の重賞勝ち馬は障害のアップトゥデイトしかいませんし、厩舎としてもリメンバーメモリーに懸ける思いはひとしお。『バネがあるし、(キズナに)似ている』と相当な手応えを得ているようですよ」(別の記者)
今年もフェブラリーS(G1)を勝つなど、存在感を見せている武豊騎手。だが、こと「クラシック勝利」となれば、2013年キズナの日本ダービーから遠ざかっている。今週末の宝塚記念でもレイデオロやアルアイン、キセキといったクラシックホースが上位人気を占めているだけに、ある意味クラシックを制してこそ競馬界の”覇権”に手が掛かるというものだろう。
「ディープインパクト、キズナでダービーを勝って、その子供で……となると夢がありますよね」
そう語った武豊騎手にとっても「キズナ2世」リメンバーメモリーに懸ける期待は大きいはずだ。