JRA「最注目新馬」!! シルヴェリオvsリメンバーメモリーの対決は伝説の新馬戦となるか!?
22日(土) 阪神競馬場 第5R 2歳新馬(芝1200メートル)
8頭立てのスプリント戦で注目を集めるのはラウダシオン(牡2歳、栗東・斉藤崇史厩舎)だろう。
父リアルインパクト、母アンティフォナ、母父ソングアンドアプレイヤーという血統。近親にフューチュリティS(米G1)を制したキュヴェがいる。
12日にはCWコースで6ハロン追われると、ラスト11秒9を記録した。斉藤調教師も「稽古を積むごとに動きがよくなっていく』と頬を緩める。
そして最終追いには、デビュー戦で騎乗予定の福永祐一騎手がまたがった。稽古後は「芝の動きは良かった」と好感触。勝利をもぎ取ることができるか?
対抗はメイショウホルス(牡2歳、栗東・本田優厩舎)。
ヴィクトワールピサ産駒で、母はニンナナンナ、母父はペガサスワールドカップなどを勝ったアロゲートの父であるアンブライドルズソング。名物馬主の期待に応えてほしいところ。
23日(日) 阪神競馬場 第5R 2歳新馬(芝1800メートル)
ここにはクラシック候補との呼び声が高いシルヴェリオ(牡2歳、栗東・池添学厩舎)が出陣する予定。
父ハーツクライ、母シルヴァースカヤ、母父シルヴァーホーク。半兄には福永騎手から「歴代No.1」とまでも評価されたシルバーステート、ダービー馬ワグネリアンとハナ差の接戦を演じたヘンリーバローズがいる。
デビュー戦にルメール騎手がスタンバイ。陣営は鞍上に現役No.1ジョッキーを手配し、必勝体制を敷くことにも成功した。
高い素質を評価されつつも故障に泣いた兄たちの無念も胸に、シルヴェリオがデビューに向かう。
対抗はリメンバーメモリー(牡2歳、栗東・佐々木晶三厩舎)だろう。
父キズナ、母は独オークス(G1)の勝ち馬フィオドラという良血馬。半兄フォルテミリオンキスも独G2を勝利している。
鞍上は父の主戦でもあった武豊騎手。追い切りに騎乗したあとに「まだ仕上がっていないけど、動かしたら動いたね」と好感触を得たという。
評判馬のシルヴェリオvs素質馬リメンバーメモリーの直接対決。後にここが”伝説の新馬戦”と呼ばれるのかもしれない。