武豊アンバサダーに不運アーモンドアイ。JRA宝塚記念前の2019年前半競馬総括~事件・記録・快挙・悲報~
週末の宝塚記念で2019年のJRA(日本中央競馬会)競馬も前半が終了。夏競馬とともに後半へと突入していく。それにしても2019年は非常に内容の濃い、そして盛りだくさんの出来事が続いた。そんな2019年の出来事や記録を月ごとに振り返ってみたい。
■1月
新年も地方競馬は元旦の1月1日から開幕。2019年最初のレースは、11時に発走した名古屋競馬の第1レースだった。JRAは1月5日より開幕、中山金杯はウインブライトが勝利。京都金杯はパクスアメリカーナが勝利した。
生産体系や生産上の指標という位置付けで、オープン競走の一部にリステッド競走の格付けがスタート。
1月26日にアメリカのガルフストリーム競馬場で行われた、ペガサスワールドカップターフにアエロリットが出走するも9着に敗退。
河内洋調教師がJRA通算300勝を達成。
加藤征弘調教師がJRA通算500勝を達成。
荻野極騎手がJRA通算100勝を達成。
大野拓弥騎手がJRA通算500勝を達成。
田辺裕信騎手が1万回騎乗に続きJRA通算800勝を達成。
西谷誠騎手がJRA通算200勝を達成。
ディープインパクト産駒が史上2頭目となるJRA通算1800勝を達成。サンデーサイレンス産駒を上回る最速の記録。
天皇賞(秋)とマイルCSを優勝したカンパニーが死亡。
地方川崎競馬所属の森下博騎手が63歳8か月27日で勝利。1973年4月以降、騎手の最高年齢での勝利記録を更新。
■2月
船橋競馬所属の石崎隆之騎手が引退。63歳だった。
降雪の影響で9日の東京競馬5日目が中止となり、11日に代替競馬が行われた。
フェブラリーステークスを武豊騎手鞍上のインティが勝利。ケイムホーム産駒初のG1馬誕生。
藤田菜七子騎手がフェブラリーステークスでコパノキッキングに騎乗。女性騎手として初めてJRAのG1レースに騎乗に。
高野友和調教師がJRA通算200勝を達成。
24日のWIN5でJRA史上最高配当となる471,809,030円が飛び出した。2→15→12→11→5番人気の決着で、的中は1票のみ。
28日付けで伊藤正徳、沖芳夫、栗田博憲、坂口正則、柴田政人、谷原義明、中村均、松本茂樹の調教師8名が引退。