JRA「武豊+チーム・ゴールドシップ」で産駒初勝利!「噛みつき癖」わがまま過ぎる大物サトノゴールドに鞍上「いかにもゴールドシップ」
この内容には須貝調教師も「ヒヤヒヤしましたよ。道中はハミを取っていないし……」と冷や汗。ただ同時に「気が入った時は走る。最後スイッチが入って、その辺りを見せてくれたのはよかった」と、小さくはない手応えを感じているようだった。
「当初は、先週の函館・芝1800mでデビューの予定でしたが、1週先延ばしにして満を持しての出走。鞍上も予定していたC.ルメール騎手がフランスに帰ったため、武豊騎手が騎乗することになりました。
直前の追い切りでは、併せ馬に噛みつかんばかりの勢い……。ルメール騎手も『勝負根性がある』と笑っていましたね。スケールを感じさせるポテンシャルも然ることながら、気性の方もゴールドシップらしい馬です。レース内容もよかったですし、今後が楽しみですね」(別の記者)
気になる今後に関しては未定。ただレース後、武豊騎手から「距離がまだ短い」という話があったことからも、今後は2000m以上のレースがターゲットになりそうだ。
父ゴールドシップは新馬快勝後、コスモス賞(OP)→札幌2歳S(G3)と夏の北海道で早々にクラシック戦線に名乗りを上げた。まだまだ粗削りな分、大きなスケールを感じさせる2世がどんな軌跡を歩むのか注目したい。