WASJの「目玉」米三冠騎手エスピノーザが直前で不参加! その「お粗末すぎる」理由にファンも憤慨?
今週末に札幌競馬場で開催されるワールドオールスタージョッキーズ(WASJ)。毎年世界中から有力騎手が来日し、日本人騎手と覇を競うわけだが、1人の騎手の出場が「取り消し」になるというニュースが報じられた。
それが、アメリカ競馬のビクター・エスピノーザ騎手である。エスピノーザ騎手は昨年、アメリカ競馬三冠をアメリカンファラオで達成。今年になってもカリフォルニアクロームでドバイWCを制するなど、紛れもなく世界のトップ騎手の一人である。
そんなエスピノーザ騎手がなぜ、WASJに出場できないのか。今年1月にカナダ拠点のルイス・コントレラス騎手が禁止薬物の使用により日本での騎乗停止、今後5年間の短期免許が交付なしになるという話があったが、エスピノーザ騎手もまさか……。
どうやらエスピノーザ騎手は何か重大な違反を犯したわけではないようだ。「渡航に必要な書類を紛失したため」というのが理由らしい。
何ともお粗末というか、情けない理由で来日がなくなってしまったわけだが、今年のWASJにおいてエスピノーザ騎手は「目玉」的存在だっただけに、主催者、競馬ファンとしては落胆する他ないだろう。
また、一部ファンの間では「日本競馬を舐めている」という声も。書類を失くして来日せずという体たらくに憤慨するコメントが多いのも実状だ。
開催前に冷や水を浴びせられた格好のWASJ。香港のJ.モレイラ騎手あたりにがんばってもらい、盛り上げていただくしかないようだ。