【重賞展望・キーンランドC(G3)】ここでも著しい台頭をみせる『史上最強世代』世代No.1スプリンターとして秋の王座決定戦に挑むのはどの馬か!
「ここ目標に函館入厩後も順調。春は距離がもつと思って使って終いが甘くなったが、前走はいい位置で競馬して終いも伸びてきていた。51kgなら楽しみ」と陣営が話している通り、ここまではマイルやダートを使って適性を試行錯誤していた。
しかし、4月に芝1200mの雪うさぎ賞(500万下)を制して2勝目を挙げると、続く葵S(OP)も連勝。確かなスプリント適性を示している。これまで9戦して馬券圏内を外したのは、わずか1度。秋に大きな舞台で走るためにも、ここで賞金を加算したいところだ。
先週、初の重賞挑戦となった新人の坂井瑠星騎手が手綱をとるが、その期待と責任は決して小さくはない。
迎え撃つ古馬陣にも函館スプリントSで3着のレッツゴードンキや、安定感が増してきたセカンドテーブル、函館で条件戦を連勝してきたホッコーサラスターなど、簡単に『史上最強世代』の台頭を許すつもりはない。
サマースプリントシリーズ、そして秋のスプリンターズS(G1)に向けて重要な一戦となりそうなキーンランドCは28日(日)の15時35分に発走予定だ。