JRAエージェントは儲かってるの? 本音を聞いてみた
約1カ月で17勝をあげ、さらに根岸S(G3)をコパノキッキングで勝利したO.マーフィー騎手、ヴィクトリアMなどG1競走で3勝をあげるなど活躍したD.レーン騎手。世界トップレベルの騎手が、日本に短期免許で来日し、活躍することが多くなっている。
JRAではその名手たちにもエージェントがつく。現在、有力エージェントの「仲介料」は相当な高額になっているといわれる。それに加えて、もし有力な外国人騎手を抱えることができれば、そのエージェントの懐はさらに暖まるはずだ。今回は、関係者に有力外国人騎手を担当するエージェントの金銭事情を聞いてみた。
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――やはり、儲かっている?
「(笑)。それぞれ契約がありますので、一概には言えません。ただ通訳を手配し、彼らにも金銭を支払っていますので、活躍に見合う程のお金にはならないでしょうね。あるエージェントは『日本人で例えるなら年間40~50勝の中堅と同程度』と話していました。
ただ、それでもエージェントはみんな、『機会があれば、世界トップクラスの外国人騎手を担当したい』と考えているはずです」