JRAルメール「2週で16勝」の裏に「デジャヴ」と「傾向」? 西高東低が如実な現象が
「気付いた方も多いと思けど、この日の新馬戦はどちらもルメールと藤沢厩舎のタッグが勝ち、2着は岡田祥嗣騎手と河内洋厩舎。しかもレース内容も瓜二つで、逃げる岡田騎手の馬をルメール騎手の馬が最後で交わす形。見ていて『デジャヴか?』なんて周りと話したよ(苦笑)。
新潟競馬場の外回りは流れが遅くなるけど、新馬戦だと途中で捲るような乗り方をする騎手もまずいないんだ。だから力差があまりない場合は、最初のポジショニングがモノを言う。今回は2戦とも関西の騎手と厩舎のタッグがワンツーを決めたけど、関東の他の騎手はこういう傾向をあまり把握していないのかな。そうだとしたら、騎手リーディングが西高東低になってるのもわかるよ」(某調教師)
競馬界で長らく続いている西高東低。これを逆転するにはまだ時間がかかるようだ。