JRA武豊「ルメールだって乗ったことない」世界的厩舎でジャパンC(G1)参戦決定! 日本初の大偉業にM.デムーロも絶句
先日、愛国の世界的厩舎A.オブライエン所属のブルーム(牡3歳)とのコンビで凱旋門賞(仏G1)挑戦が決まった武豊騎手。「これほどのビッグオファーを頂き、非常に光栄」と喜びのコメントが聞かれたが、自身の公式ホームページで改めて、その心境を語っている。
『ワクワクした気持ちが抑えきれないです』と銘打たれた“日記”には、ブルームについて「(欧州の)クラシックを賑わせてきたバリバリです」と評価。改めて、高い期待を寄せている。
だが、それ以上に日本競馬界のレジェンドが栄誉に感じていることが、オブライエン厩舎の所属馬に騎乗するという事実のようだ。
「あの厩舎の馬に乗る日本人はもちろん初めてですし、ルメールだって乗ったことがないはずです」
オブライエン厩舎が、いかに世界的な名声を誇る厩舎なのか。実績を挙げれば枚挙に暇がないが、例えば、世界一の評価を受ける英国のダービーを過去10年で5勝している厩舎といえば、少しはその凄さが伝わるかもしれない。
競走馬が生涯に一度しか挑めないレースで、これだけの実績を残しているということは、毎年のように世界の頂点に立てる大器を手掛けている証だ。
「武豊騎手いわく、オブライエン厩舎の所属馬で凱旋門賞に挑むことになったことをM.デムーロ騎手に伝えたところ『ワオッ!』と言葉を失ったそうです。
オブライエン厩舎は世界No.1厩舎と言っても過言ではなく、武豊騎手のホームページにも『エイダンの馬に乗るというのは、騎手にとってそれだけインパクトがあること』と感慨深げに綴られています。これまで数えきれないほど数々の大記録を打ち立ててきた武豊騎手ですが、また一つ大きな勲章が加わったといえるでしょう」(競馬記者)
さらに武豊騎手とオブライエン厩舎のブルームには、日本参戦のビッグプランがあるようだ。