JRA藤田菜七子がリアルインパクト産駒の素質馬で躍動!? クラシックを見据える今週デビューの馬たちを大公開!
先週は、日曜日に小倉競馬場で行われた新馬戦(芝1800m)で武豊騎手が、キズナ産駒のシャンドフルール(牝2歳、栗東・松永幹夫厩舎)で勝利。日本ダービー(G1)をキズナで制した武豊騎手にとって、記念ずべき産駒初勝利となった。これからどこまで行けるかが楽しみだ。
今週も続々と来年のクラシック出走を目指す素質馬たちが出走を予定している。今週末にデビューを飾る新馬たちを紹介していこう。
8月25日(日)札幌競馬場第5R 2歳新馬(芝1200メートル)
コレクションラヴ(牝2歳、美浦・鹿戸雄一厩舎)が、デビュー戦Vを狙う。
父リアルインパクト、母はベストコレクション、母父フォーティナイナーズサンという血統を持つ。リアルインパクト産駒は6頭が勝ち上がりを決め、そのうち2頭がスプリント戦だ。コレクションラヴは母方もスプリント適性が高いようで、ここでも期待が高まる。
鞍上を務めるのは藤田菜七子騎手。今年、芝のスプリント戦で5勝2着4回3着1回と好成績。51キロの軽斤量も魅力だ。現在26勝と、昨年記録した27勝に並ぶまであと一歩まで迫っている。タイ記録、もしくは記録更新はコレクションラヴで達成するかもしれない。
対抗はサウンドプリズム(牡2歳、栗東・武英智厩舎)か。
父キズナ、母はファンタジーS(G3)を勝つなど、早くから活躍したサウンドリアーナ、母父はケイムホームという血統を持つ。
21日、札幌ダートで行われた3頭併せでは古馬には遅れたものの、2歳馬には1馬身半先着してみせた。武調教師は「気もいいので初戦から楽しみ」と期待を寄せる。鞍上は松田大作騎手を予定している。