【京成杯AH(G3)展望】大混戦のハンデ戦!秋の中山最初の主役は?
フィリーズレビュー(G2)の覇者プールヴィル(牝3歳、栗東・庄野靖志厩舎)は、ここからの巻き返しを誓う。
プールヴィルはフィリーズレビューでノーワンと同着優勝。JRAの重賞では、2010年のオークス(G1)以来となる8年ぶりの珍事だった。
その後、プールヴィルは優先出走権を手に桜花賞に向かう。ここでは14番人気と期待薄だったものの、6着と意地を見せた。だがNHKマイルCでは、牡馬の壁に跳ね返され12着に終わっている。ここで好走して秋以降の飛躍に繋げたい。
これら以外にも約1年ぶりの勝利を狙うロードクエスト、朱鷺ステークス(L)を勝つなど調子を上げているストーミーシー、福島牝馬S(G3)で2着に入ったフローレスマジック、スランプから脱しつつあるジャンダルムなどが出走を予定している。
勢いに乗る3歳勢が勝つのか、それともキャリア豊富な古馬勢がその前に立ちはだかるのか。今後のマイル路線を占う京成杯AHは、8日15時45分から発走予定となっている。