JRA来日L.デットーリ「強制帰国」も!? 外国人騎手・史上最強ラインナップでも「一歩間違えれば……」“枠”の限界にC.スミヨン戦々恐々?

Wikipedia(Paul Friel from Guildford, UK – Flickrより)

 昨秋、10月の秋華賞から12月の朝日杯フューチュリティS(G1)まで10週連続で外国人騎手がG1を勝利。まさに今の日本の競馬を象徴するように各国から世界的名手が集結し、大舞台では尽く“外国人旋風”が吹き荒れた。

 あれから約1年。再び秋の連続G1開催が近づきつつあるが、今年は昨年以上の旋風が巻き起こることが予想されるというから驚きだ。

「すでに来日報道があった世界最強牝馬エネイブルの主戦L.デットーリ騎手や、約9年ぶりの来日となるC.スミヨン騎手、それに昨年ステルヴィオでマイルチャンピオンS(G1)を勝ったW.ビュイック騎手に加え、阪神ジュベナイルフィリーズ(G1)を勝ったC.デムーロ騎手。

他にも、今年の1月に一時はリーディングに立っていたO.マーフィー騎手に、R.ムーア騎手やA.シュタルケ騎手など、日本で実績のある外国人騎手が多数、短期免許での来日を予定しています。

来日が叶えば当然、一流の騎乗馬が集まるでしょうし、そのあおりを受ける日本人騎手の関係者からは、早くも悲鳴が上がっています。

弱肉強食の世界とはいえ、今の日本競馬は何かと外国人騎手を重宝する傾向がありますから。今年も日本人騎手にとっては厳しい季節になりそうです」(競馬記者)

 ただ、そんな「史上最強」といわれる華々しい世界的名手たちにも“外国人助っ人”ならではの問題があるようだ。

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