JRA京成杯AH(G3)は3連単6点で余裕? 関係者情報から大万馬券をいただき?
8日(日)の中山競馬場で京成杯AH(G3)が開催される。ハンデキャップ重賞ということもあってか、ゴール前では意外な接戦が繰り広げられることも多い。その1戦に「現場の声を最重視するブロディN」が挑戦。極秘ルートから仕入れた「関係者ネタ」で、今秋に飛躍を誓う馬たちの1戦を読み解く。
今回の本命『◎』はクリノガウディー(牡3歳、栗東・藤沢則雄厩舎)だ。
3歳時には人気薄ながら朝日フューチュリティS(G1)で2着。一躍クラシック候補に名乗りを上げた。だがスプリングS(G2)を6着で終えると、皐月賞(G1)16着、NHKマイルC(G1)14着とともに惨敗。春を終えた。
だが巻き返しを図るべく、中京記念(G3)で早めの始動。レースでは中団追走から脚を伸ばして、勝ち馬グルーヴィットとほぼ同時に入線。2着だったが、ヴィクトリアM(G1)で2着に入るなど一線級の実力を持つプリモシーンらに先着。実力を証明した。
「この馬はとにかく折り合いを付けることができるかが鍵。スタッフも『前走は何とか我慢できたから、終いもしっかり伸びることができた』と明かしています。今回は、折り合いが難しいタイプも乗りこなす戸崎圭太騎手が騎乗するので、その点は問題ないでしょう。
この中間は短期放牧を挟んだことで、精神的には落ち着きを見せています。中山競馬場へ輸送されてもこの精神状態をキープできていれば、チャンスはあるでしょうね。前走でハナ差敗れたグルーヴィットとはハンデ差が1キ口。陣営は『なんとかタイトルを取らせたい』とリベンジにも意欲を見せていました」(栗東関係者A)
「〇」に推すのはプールヴィル(牝3歳、栗東・庄野靖志厩舎)だ。
フィリーズレビュー(G2)では、ノーワンと2010年のオークス(G1)以来となる同着優勝。8年ぶりの珍事と話題になった。
優先出走権を獲得し、出走した桜花賞では14番人気と期待薄だったものの、6着と好走。だが続くNHKマイルC(G1)では、牡馬の壁に跳ね返され12着に終わっていた。
「桜花賞では一度、ハナを奪ったものの、早めに上がってきた勝ち馬のグランアレグリアに突かれて失速。それでも踏ん張って6着に入りました。前走は12着と大敗しましたが、桜花賞から6キロ減での出走。もともと大きくない馬体がさらに小さく見えるなど、調子は最悪だったので度外視してもいいでしょう。
放牧で完全に休養させたので今は馬体も430キロ前後あるとか。輸送で調子を落とさなければ上位進出もあり得ると思います。陣営も『この距離ならば、斤量差も加味して古馬相手でも通用する』と鼻息が荒かったですね」(栗東関係者B)