「なんだ、あの白いやつは!?」新潟記念(G3)に出走予定のベルーフが2歳馬にまさかの完敗!原因は「噂の2歳馬」の毛色?
「なんだ、あの”白い”やつは……!?」
もしかしたら、歴戦の猛者でも”あの色”にはびっくりしたのかもしれない。
1日、ベルーフ(牡4歳、栗東・池江厩舎)が今週の新潟記念(G3)に向けての最終追い切りを敢行。前走が小倉記念(G3)2着と、サマー2000シリーズ王者の可能性も残っているだけに重要な最終戦に向けての最後の調整となったが、なんとデビュー前の2歳に大きく煽られた。
追い切りを見守った池江調教師も、さすがに険しい表情。「2歳馬にかわされてしまった……動かなかったのは出来落ちではなく、気持ちの問題。難しい馬なので」と管理馬を擁護したが、直線で本格的な併せ馬が始まり「これから」という時にズルズルと後退した様は、新潟記念に向けて大きな不安を残す内容となった。
しかし、もしかしたらベルーフはやる気がなくなったのではなく、突然背後から並びかけてきた調教パートナーの”色”にびっくりしたのではないか?
なにせ、ベルーフの調教パートナーはサラブレッドの中でも珍しい”白毛”のシロニイ(牡2歳、栗東・池江厩舎)だ。
ベルーフも人よりも繊細といわれているサラブレッドだけに、いきなり見たこともないような色の馬が近付いて来たら、驚いて追い切りどころではなくなってもおかしくないかもしれないが……。