JRA毎日王冠（G2）ダノンキングリー不要の「究極2点」勝負！ 的中を確信させる「強力現場ネタ」で挑む!!
文＝ジェームスT
「状態は完璧だね。『ひと夏を越して馬体に実が入ってきた』『追いきりの動きも上々』と陣営のトーンは高い。競馬学校生時代から藤原英昭厩舎のもとで学んでいた望来（岩田騎手）が重賞初Vを果たせるように、渾身の勝負仕上げを敢行した印象だ。
左回りコースは4戦して2勝、2着1回をマークと相性抜群。東京はG1で2着に入っているしね。条件が好転したココは十分にチャンスがあるよ。『ディープ産駒で時計勝負も歓迎』『斤量差もあるし期待は高い』と、一発を漂わせるコメントが飛び出すココは絶対に押さえたい」（競馬関係者）
「▲」は今年の安田記念（G1）を制したインディチャンプ（牡4、栗東・音無秀孝厩舎）だ。
3歳時には毎日杯（G3）で鋭く追い込み3着に入線。ブラストワンピースやギベオンなど同世代の強豪を相手にした結果は十分に評価できる。続くアーリントンC（G3）も、勝ち馬タワーオブロンドンから0.2秒差の4着と好走。地力の高さを証明している。
今年2月の東京新聞杯（G2）では、直線で抜け出し後続を振り切って初の重賞タイトルを奪取。6月の安田記念は、1分30秒9のレースレコードで昨年の年度代表馬アーモンドアイなど強豪を一蹴。念願のG1タイトルを手に入れた。ココでも当然の主役候補だろう。
東京・芝コースは2戦2勝と舞台適性が高い点もプラス材料。距離延長が鍵になりそうだが「結果を出して今後の幅を広げたい」と陣営からは、勝負気配の高さが伝わってくる。稽古の動きも上々。仕上がりに不安は感じられない。「アエロリットがいるので競馬はしやすい」「精神面の成長もある」と勝ち気なコメントが出ているココは上位争いが濃厚だ。